
土曜日13:30より、本展覧会を企画・監修されたミスミ・コレクション・キュレーター 広本伸幸さんによるスペシャル・ギャラリーツアー(展示作品解説)が行われました。
アンディ・ウォーホルは、スーパーマンの漫画を絵に描いて画商に見せたのですが、一足先にリキテンスタインが漫画の絵を持ち込んでいたため、路線変更せざるを得なくなり困って友人に相談。
友人から「好きなものを描けばいいじゃない。あなたの一番好きなものは、お金でしょ?それと毎日飲んでるキャンベルスープ」という言葉にアイデアを得て、1ドル札とスープ缶を描いたのです。
最初抽象画家だったロイ・リキテンスタインは、5歳の息子から「お父さん、絵描きなのに絵が下手だね」と言われてしまい、息子の好きなミッキーマウスの漫画を大きくしてみたら、印刷の網点が水玉のような点々模様になり、これは面白い!と漫画を拡大して描くようになりました。
キース・ヘリングは、地下鉄の停車のわずかな時間に、構内で使用されていない黒い紙の広告掲示板にチョークで落書きすることで有名になった人気者。
このようなアーティストにまつわるエピソード満載の親しみやすいトークで、35名の参加者はすっかり現代アメリカ美術の世界にひきこまれました。
「展示作品のなかから、1点買うとしたらどれを選ぶか、という気持ちで作品を観ると楽しく鑑賞できます」という広本さんのアドバイスに従って、ぜひあなたもお気に入りの一点を見つけてみませんか。


本日10時、「ポップアート1960's→2000's」展のオープニングセレモニーが行われました。
開会式で、松本猛館長は、「ポップ・アートは、マリリン・モンロー、漫画など、時代背景がなければ描けないもの。まさに"時代に反応したアート"である。絵と同時に制作年代をチェックすると、その時代が見えてくる。約50年間の歴史を美術作品が語る展覧会。ぜひ多くの方に見ていただきたい。」と挨拶しました。
「ポップアート1960's→2000's」展は12月20日まで開催いたします。
意外な大きさに驚いたり、想像よりずっと鮮やかだったり、表面がボコボコしていたり・・・。
ポップアート以降のアメリカ現代美術のスケール感、鮮やかな色彩に包まれた独特の雰囲気を、ぜひ実際に会場で体感してください。
観覧された方のなかで、ご希望の方、先着150名様に、展覧会のポスターをプレゼントしています。
お早めのご来館をお待ちしています。



10月17・18日の二日間、「日本のわざと美」展の関連イベントとして、「伊勢型紙技術保存会」の皆さんによる実演が、信濃美術館ロビーの特設会場で行われました。
三重県鈴鹿市の白子、寺家両地区に伝わる、染色用の型紙製作技術である「伊勢型紙」の4つの技法を見せていただきましたが、根気と集中力が必要なとても細かい作業には、見学のお客様からも驚きの声があがるほど。切り抜かれた和紙をお持ち帰りになる方もいらっしゃり、両日共に、にぎやかな実演会となりました。
「日本のわざと美」展 ―重要無形文化財とそれを支える人々― は、10月25日の日曜日まで。開催期間も残りわずかとなりました。人間国宝とそれを支える人々が創りあげた、圧倒的な「技」と「美」をお見逃しなく!!
長野県松本盲学校では、10月9日よりおでかけ美術館「五感に目覚めるアート展」が行われています。
これは、松本盲学校の文化祭にあわせ、生徒が当館の収蔵品や資料を教室に展示し、校内や校外の皆さんにアートを楽しんでもらおうという企画です。
作品は、作家・馬場哲明氏の作品「フレクトリックドラムス」や、木の砂場、木のパズル、木の音を楽しむ、木の香りを体験する、木工芸品ができるまでなど、木の造形作品を展示しています。
担当している生徒さんが、視覚に障がいがあっても、美術を楽しく鑑賞している自分たちを知ってほしい、という思いから、五感をフルにつかって作品を楽しむ展覧会が企画されました。会場では一つ一つの作品を、みたり、触ったり、かいだり、聞いたり、いろいろな手段で作品を鑑賞(体験)していただくことができます。
また、作品には生徒のみなさんが考えた「どんなところが楽しいか」、「この作品の魅力」をパネルにして掲示しています。
10月10日は一般公開も行っています。ぜひこの機会に、ぜひアートを通じて五感をフルにつかってみてはいかがでしょうか。
10月3日・4日の二日間、「越後上布・小千谷縮布技術保存協会」の皆さんによる、伝統的な染織技術の製作実演が、信濃美術館ロビー特設会場で行われました。
お隣の県、新潟の米どころ魚沼地区に伝わるこの技は、このほど、ユネスコの無形文化遺産としても登録された伝統技術。ご来館中のお客様は、その細かな作業行程について様々な質問をしたり、実演者の手元を、身を乗り出すようにしてみつめていました。
3日土曜日に行われた学芸員によるギャラリートークにもたくさんの方が参加され、おかげさまで会場は大賑わい。作品の解説を聴きながら、人間国宝の「技と美」を堪能されていました。
10月17日・18日には「伊勢型紙技術保存会」の皆さんによる実演もございます。事前申込みは不要ですので、是非お気軽にご来館ください。