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第4回 長野県信濃美術館モニター会議 報告

平成28年3月5日(土)14時より、信濃美術館3階講堂にて「第4回モニター会議」を開催しました。以下はその会議の報告です。

 

モニター9名中8名が参加(1名辞退)

14時より会議開始。橋本館長より開会の挨拶のあと、モニター紹介を行ない、担当学芸員より7月から現在まで開催された展覧会について報告をした。その後、事前に提出していただいた展覧会についてのアンケートをもとに中部副館長の司会で会議を進行した。また、整備検討方針(案)についての説明を行ない、それについての意見をいただいた。以下は当日、モニターから寄せられた質問、意見をまとめたものである。

 

●展覧会報告及びアンケートより

<ドラッカー展>

・ギャラリートークに参加しました。沢山の方が参加して驚きました。

質問なども積極的に出て、盛り上がりも感じられ、参加者の方は楽しんで鑑賞されているように思いました。展示についても、序章の日本美術との出会い、収集に至った経緯からの展示で一番興味深いところから鑑賞でき良かったと思う。個性的なコレクションでありながら、作品数もたくさんありとても楽しむことができました。

・ゆかりの品々の展示も興味深く、ドラッカーがかなり身近に感じられた。できれば、いくつかの名言も紹介して欲しかった。

・水墨画はあまり興味がなくドラッカーが集めた作品展でなければ、積極的に観にいこうと思わなかった。新たな切り口で未知だった作品を観ることができる良い機会が得られた。チラシに出ている絵を含め面白い作品があった。

・掛軸が薄い展示ケースで展示されていて、近くまで寄って見ることが出来るように配慮されていてよかった。

<横井弘三展>

・オモチャン会の存在が面白く感じた。ここから借りてきた作品があると聞き、楽しく作品を見ることができた。借りてきたという経緯を聞くと、作品の見方も変わった。だから、ギャラリートークは勉強になるのだと感じた。

・非常に面白かった。テレビ番組での紹介を見てから行けたのが良かった。スズキコージさんは好きなので、あの人が好きな画家なのか・・・ということもあり、期待が高まった。何も知らずに行くより何倍も楽しめたと思う。当時の横井さんの心情を思いながら作品を観ることができた。

・横井弘三の作品を見るのは三回目だったが、作品がたくさんあって見ごたえがあった。これらの作品を見た人が、「家にもあるよ。」などと気が付いたりすると面白いと思った。地域の人の作品を見ることは、美術館を身近に感じる機会になると思った。

 

 

<描かれた女たち展>

・テレビや画集でしかみたことがない有名な作家の作品を実際に見ることができて、感動した。また、活躍中のまだ若いといえる作家の作品もたくさん見ることが出来てよかった。

・日動笠間美術館のパネルは何かと思い係の人に聞いたところ、説明していただき納得したが、入館した時は唐突感があった。

・テーマがしっかり伝わり、見応えがあった。伺った時は日曜日でしたが、来館者は私ともう一人だけでした。

・来館するまでは信濃美術館の所蔵作品のコレクション展かと思ったが、81作家・87作品は、内容や質とも充実しておりいい意味で期待が裏切られた。同じテーマで様々な作家を集めての展覧会は時々観るが、本展は面白かった。図録を買っておけば良かったと今更思う。

 

<東山魁夷館25周年記念 日展三山>

・ものすごく見応えがあり、楽しませていただきました!2度3度見に行きたかったのですが、1度しか行けず残念でした。3人の日展出品作品が並んで展示されていて、圧巻でした。青・白・青 並びの色合いも綺麗で素敵でした。3人の作品を見比べながら鑑賞できる、素晴らしい展示でした。

・当館には東山作品が豊富にそろっていると改めて感じた。この規模・内容の企画展を今後も期待します。

・東山魁夷以外の作品をこの場で見ることができるとは思っていなかったので、意外性と相俟って感動が高まった。

 

<東山魁夷館常設展>

・常設展示を毎期見ることで、国内外を描かれた作品の収蔵が充実していることがわかる。

・展示室に入った時、季節が感じられる。

・開館25周年をもっと出すべきだったのではないか。ギャラリートークで5周年を記念して描かれた絵の説明があったが、そのような話題はもっとあるのでは。過去の企画展を含め、積極的に紹介すれば面白いと思う。

・いつも心地良く迎えてくれる常設展。テーマを確認してからゆっくり作品を鑑賞する。お気に入りの作品が飾ってあると嬉しくなる。見やすいし、広さも自分には丁度いい。疲れない。

 

●意見交換

(展覧会、その他)

・道路案内板に「東山魁夷館」の記載があるが、「信濃美術館」の記載がない。どちらを売りにしているのか。

・おしゃべり展での彫刻に触れる事について。宣伝が足りない。非常に画期的な事なので大々的に宣伝してほしい。

・美術館入口のちらしが入ったラック。他館のものと信濃美術館 東山魁夷館のものを分けて設置したらどうか。

 

(信濃美術館整備方針案)

・この館がまずどのように人を入れていくのか。人が気軽に沢山立ち寄れる場所を作れば、善光寺からの流れがよくなり、展示でも見ようかと繋がるのではないか。

・学芸員が非常に少ない。沢山の学芸員を入れていただき、美術だけでなくバラエティに富んだ方を採用していただきたい。

・屏風、掛け軸の所蔵が沢山あるので、所蔵作品や善光寺に合わせた和の建物にしたらどうか。

・善光寺に行ったら美術館に寄らなければもったいないと言われるように期待しています。